＜しっかりしたワインがお好きなあの方に＞

これはニューヨークワインではありません（笑）。
でも、ニューヨーク出身の醸造家が造っています。

ナパの名門ワイナリー、ロバート・モンダヴィのワインメーカーとしてキャリアをスタートさせたポール・ホブスは、あのオーパス・ワンの1979年のファースト・ヴィンテージも手がけ、81年には醸造チームのヘッドになりました。その後もナパの著名なワイナリーを経て、チリやアルゼンチンで醸造コンサルタントとしても活躍し、91年にソノマにポール・ホブス・ワイナリーを設立しました。

そのポールが、1999年にアルゼンチンのメンドーサにヴィーニャ・コボス・ワイナリーを設立。そこでは古樹から作られる最高級ワインも造っていますが、なんと言っても注目すべきはこのフェリーノです。

このシリーズは、アルゼンチンの土地の個性がわかりやすく表現されていて、素晴らしい凝縮感と果実感が特徴です。

シャルドネは830-1,460mの高地で栽培されたブドウを使っていて、程よい樽の香りが感じられます。

カベルネ・ソーヴィニヨンは700-1,180mの半砂漠地帯で栽培されているので、高温と低降雨量からなるぎゅっと凝縮された濃厚な味わい。フレンチ・オークの新樽で9ヶ月間熟成してあるので、落ち着きも感じられます。

ナパで同レベルのワインを造ったならば、３倍以上の値段が付けられるそうです...

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